古家付き土地とは?売却時のメリットや注意点などを解説

2025-03-11

古家付き土地とは?売却時のメリットや注意点などを解説

親から不動産を相続したが、古い家屋が建っており売れるかどうか不安に思っている方は少なくありません。
ただそのままにしておくと、管理の手間や維持費ばかりがかかってしまい、所有者に大きな負担となってしまいます。
では古家付き土地とはどういったもので、売却時のメリットやデメリット、また注意点を解説していきましょう。

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不動産売却時での古家付き土地とは

古家付き土地とは、その名のとおり古い家屋が残っている土地を言い、不動産会社の広告では上物付き土地や現況古屋ありとも表記されます。
家屋自体は査定しても経済的な価値はなく、土地だけの価格で売り出し、土地がほしい方に購入を促す売り方です。
古家と中古住宅との間には明確な境はなく、ただ木造住宅の法定耐用年数が22年であるため、築20年以上の家屋を古家、それ以下のものを中古住宅として扱っているのが現状です。
一方で更地とは、土地の上に建築物や構造物がない宅地を指し、借地権などもなく購入後に建物がすぐに建てられる状態の土地を言います。

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古家付き土地で売却するメリットとデメリット

更地として売りに出す場合は古家の解体費が発生しますが、古家付き土地で売却すると家屋の解体費がかからず、売却コストの負担を軽減できるのがメリットです。
所有する不動産があると、固定資産税などの税金が発生し、所有者には大きな負担となりますが、家屋があると固定資産税の軽減措置を受けられ税額が軽減されます。
ただ購入後に解体が必要となり、またそのまま住むにしても大規模なリフォームをしなければならず、どちらにせよ費用と時間がかかるのがデメリットです。
また通常の土地よりも買い手がみつかりにくいため、相場よりも低い価格でなければ売却が難しい点もデメリットでしょう。

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古家付き土地を売却するうえでの3つの注意点

土地を売る際は隣地との境界明示義務が発生しますが、古家付き土地など古くからある土地は境界があいまいな場合もあり、まずは境界を明確にする必要があります。
古家付き土地は土地の名目で売り出すため、家屋に関しての瑕疵は納得のうえでの取引となりますが、契約時には契約不適合責任の免責条件として提示しておきましょう。
もう1つの注意点はゴミ出しに関するもので、家のなかのゴミは一般廃棄物で処理できますが、解体時のゴミは産業廃棄物の扱いになるため事前の手続きが必要です。

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まとめ

古家付き土地とは、築20年以上の家屋が建っている土地を言い、家屋に経済的価値はなく、土地として売り出します。
メリットは売却コストが抑えられる点、デメリットは買い手がみつかりにくい点があります。
注意点は隣地との境界線の明示、免責事項の提示、また産業廃棄物に関しても事前の準備を忘れずにおこないましょう。
川越市の不動産買取・売却は地域密着の株式会社ウルハホームがサポートいたします。
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