知っておきたい不動産売却の流れとは?媒介契約や売却活動についても解説

知っておきたい不動産売却の流れとは?媒介契約や売却活動についても解説

この記事のハイライト
●不動産会社に仲介を依頼する際に結ぶ媒介契約は、専任系の契約形態がおすすめ
●売却活動は、広告を出して購入希望者に物件を案内する流れで進む
●不動産売却で必要な書類は不動産会社に確認しながら準備を進められる

不動産売却はどのような流れで進むのかご存じでしょうか。
誰しもが経験の少ない不動産売却では、事前に全体像を把握しておくと手続きがスムーズです。
そこで今回は、不動産売却の大まかな流れや不動産会社と結ぶ媒介契約、準備すべき書類についてご紹介します。
大切な売却活動の流れも併せて把握して、不動産売却を成功させましょう。
埼玉県川越市を中心に狭山市、鶴ヶ島市、ふじみ野市、坂戸市で不動産売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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不動産売却の流れと3つの媒介契約の概要とは?

不動産売却の流れと3つの媒介契約の概要とは?

まずは不動産売却の大まかな流れについてご紹介します。

不動産売却はどのような流れで進む?

不動産売却は、主に下記の7つの流れで進みます。
流れ①相場の調査と不動産会社への相談
売却に関する希望条件の整理やレインズ(国土交通省から指定された不動産流通機構が運営する情報サイト)などを利用した相場の調査を事前におこないます。
これらの情報をもとに不動産会社へ相談し、今後の売却の進め方についてアドバイスを受けましょう。
流れ②査定依頼
売却予定の不動産を不動産会社に査定してもらい、実際にどのくらいの価格で売れそうか確認します。
査定には情報のみをもとにやり取りする「机上査定」と実際に物件をチェックする「訪問査定」があります。
本格的に不動産売却を検討している場合は、精度の高い訪問査定がおすすめです。
売り手は査定結果を参考に売却価格を決定します。
流れ③媒介契約
売り手が3種類の媒介契約のなかから選択して不動産会社と契約を結びます。
仲介で不動産売却する場合に必要な手続きです。
媒介契約を結ぶと、不動産会社から不動産売却に関するさまざまなサポートを受けることができます。
流れ④売却活動
インターネットや店頭広告、チラシを通じて広く購入者を探します。
購入希望者には内覧をおこない、物件を案内します。
流れ⑤条件交渉と売買契約
条件交渉は不動産会社が間に入っておこないます。
値引きの下限額など、あらかじめ打ち合わせておきましょう。
ほかにも手付金の額や引き渡しの時期、建物や設備の補修についてなど、さまざまな調整が必要ですが、すべて不動産会社をとおしておこないます。
買い手と売り手の双方が納得したら、売買契約を結びます。
売買契約書の作成や買い手への重要事項の説明なども不動産会社がサポートするため、売り手がおこなうのは署名・捺印と手付金の受領です。
一般的には、無事に売買契約が完了したら不動産会社に仲介手数料の半額を支払います。
流れ⑥決済と引き渡し
買い手が売り手に手付金を除く代金を支払い、所有権の移転登記をおこなったあとに引き渡します。
購入の際に住宅ローンを利用している場合は、抵当権の抹消手続きもおこないましょう。
これらの手続きは司法書士に依頼するのが一般的です。
流れ⑦確定申告
売却で利益が出た場合は、売却した翌年に確定申告の手続きが必要です。

不動産会社と結ぶ媒介契約とは?

不動産売却で不動産会社に仲介を依頼する際に結ぶ媒介契約には、下記の3つがあります。
専属専任媒介契約

  • 1社の不動産会社とのみ契約
  • 売り手が見つけた買い手との契約不可
  • 5営業日以内のレインズへの登録義務
  • 1週間に1回以上の売却活動の報告義務

専任媒介契約

  • 1社の不動産会社とのみ契約
  • 売り手が見つけた買い手との契約可
  • 7営業日以内のレインズへの登録義務
  • 2週間に1回以上の売却活動の報告義務

一般媒介契約

  • 複数の不動産会社と契約可
  • 売り手が見つけた買い手との契約可

専任系の媒介契約では、レインズへの登録義務や売却活動の報告義務がありますが、一般媒介契約ではそれがありません。
ただし、一般媒介契約のみ複数の不動産会社との契約が可能です。
それぞれで特徴が異なるため、慎重に検討しましょう。
おすすめは定期的に報告を受けられ、売却状況が把握しやすく、窓口が1本で煩わしさの少ない専任系の媒介契約です。

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不動産売却で大切な売却活動の流れも知っておこう

不動産売却で大切な売却活動の流れも知っておこう

続いて、不動産売却で大切な売却活動の方法や流れについてご紹介します。

売却活動にはどのような方法がある?

売却活動にはさまざまな方法があり、売却状況に併せて柔軟に対応する必要があります。
どのような方法があるのか、見ていきましょう。

  • 不動産専門のWEBサイトや情報誌への掲載
  • 新聞の折り込みチラシ
  • ポスティング広告
  • 不動産会社の店舗やホームページでの告知
  • 内覧
  • オープンハウス

たとえば不動産専門のWEBサイトや情報誌へ掲載して様子を見ながら、新聞の折り込みチラシなどで近隣住民をターゲットに広告していく方法など、物件に応じてさまざまな売却活動が考えられます。
専任系の媒介契約なら一定期間ごとにこのような状況を細かく教えてもらえるため、安心して売却活動を進められるでしょう。

売却活動の流れとは?

売却活動は上記のようなさまざまな方法で広告を出して、購入希望者に対して実際に物件を案内するという流れで進めます。
物件案内は基本的に不動産会社が対応しますが、居住者にしかわからないアピールポイントなどをまとめておくと好印象です。
内覧数が上がれば、成約につながる確率も上がるため、不動産会社と協力してどのように情報を発信していくかもポイントになるでしょう。

売却活動をおこなう前の準備も売却の成功に影響する!

売却活動をおこなう前の準備は、売却の成功に影響します。
内覧での物件の印象を良くするため、売却活動を始める前に物件をきれいに整えておきましょう。
ハウスクリーニングや、プロに依頼してインテリアを整えるホームステージングを検討するのもおすすめです。

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不動産売却で準備するものは?流れに沿って覚えよう!

不動産売却で準備するものは?流れに沿って覚えよう!

最後に、不動産売却で準備するものについてご紹介します。
手続きの流れに沿って覚えておきましょう。

不動産売却の際に準備しておきたいものは?

不動産会社への相談の際に準備しておきたい書類と引き渡し前までに準備しておきたい書類に分けてご紹介します。
不動産会社に査定を依頼する際に準備しておく主な書類

  • 登記簿謄本または登記事項証明書
  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 図面
  • 設備の仕様書
  • 建築確認済証および検査済証
  • 固定資産税納税通知書および固定資産評価証明書
  • 土地測量図・境界確認書
  • 管理規約または使用細則(マンションの場合)
  • 維持費関連書類(マンションの場合)

引き渡しの際に準備しておく主な書類

  • 本人確認書類
  • 印鑑証明
  • 実印
  • 物件のパンフレット
  • ローン残高証明書またはローン返済予定表
  • 住民票
  • 銀行口座の通帳

このように、必要な時期に合わせて、ゆとりをもって準備しておくと安心です。

必要なものは不動産会社に確認すれば大丈夫!

準備しておくものは不動産の種類によっても異なるため、不安な場合は不動産会社に確認してみてください。
株式会社ウルハホームでは、お客様と積極的にコミュニケーションを図りながら売却をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

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まとめ

今回は、不動産売却の大まかな流れや不動産会社と結ぶ媒介契約、準備すべき書類についてご紹介しました。
不動産売却では多くの大切なポイントがあり、スムーズに進めるためには不動産会社の協力が必要です。
株式会社ウルハホームでは、お客様の環境や物件に合わせたきめ細やかなサポートを心がけています。
埼玉県川越市を中心に狭山市、鶴ヶ島市、ふじみ野市、坂戸市で不動産売却を検討中の方は、ぜひお声がけください。


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